top of page

S2Aリーグ第十八節 チームスポーツの難しさ

11月24日聖望学園下川崎グランドにてS2Aリーグ第十八節が行われました。対戦相手は埼玉栄高校。

風もなく、天候に恵まれたこの日は最高の試合日和。しかし聖望学園下川崎グランドは一年前の順位決定戦で大敗を喫したところ。選手権後の最終節をまたここで行うことになるとは…。そんな不安が的中する結果となってしまいました。

浦和西はこの日、FWとDFの要が不在で、選手権メンバーとは異なる体制で試合に臨みました。3年生はこの時期、次のステージに上がるための大事な時、今までサッカー中心できた軸足が、次への歩みに移っていきます。選手権に向けて選手それぞれのベクトルが一致していた時期と比べると、どうしても3年生は次のステージを意識せざる得ず、チームのモチベーションを保つ事や、メンバー全員揃うことも難しくなってきました。

試合は、前半相手にPKを与えてしまい先制されてしまいました。その後、反撃に転じますが、シュートに持ち込んでも相手GKに阻止され、得点を得られません。ディフェンスの乱れから、何度も浦和西ゴールを脅かされ、とうとう後半に2点目を与えてしまいました。チームの変化、自身の変化に対応できなかった。そんな試合に感じました。

常日頃選手たちは文武両道を目指し、サッカーにも勉強にも全力を注いでいます。空いた時間に勉強している姿を見ると、その厳しさをひしひしと感じます。

怪我や、今回のよう主要メンバーの不在という状況でも、限られたリソースで最大限の力を発揮させ、二兎を追える高いモチベーション維持させるだけのチームを作ることは並大抵のことではありません。一年前の大敗を喫した試合と本日の試合から、指導者の苦悩が感じられる一日となりました。

最終節を終え、10勝6敗2分でS2Aリーグ第3位となりました。次回、順位決定戦が行われます。日程についてはサッカー部Twitterでご確認ください。

最後までやり切る3年生に、保護者の皆様も最後まで熱い応援をよろしくお願いします。

最新記事
アーカイブ
カテゴリー
bottom of page